導入事例:君津市役所様

君津市では、2007年当時、USBフラッシュメモリーの普及に伴って、職員がUSBメモリーを庁舎に持ち込む事も多くなっていた。
総務部情報政策課は、情報漏洩の危険を回避するために、USBメモリーの使用を制限するシステムの導入を検討。

DeviceLockの導入により、USBメモリーは、情報政策課が認可したもののみを職員に貸与する事になった。このUSBメモリーは、指紋認証システムを搭載しており、仮に外部に置き忘れるような事があっても、指紋を登録した個人のみにしかデータを読み込ませる事ができない。
DeviceLockの導入後、USBメモリーの使用に関するセキュリティは飛躍的に向上。また、その他のPCに接続可能な機器にも、1台ごとにアクセス制御が可能になり、情報漏洩対策が整った。さらに、導入前に比較して、職員のセキュリティに対する意識も高まった。

君津市の導入前の課題と導入後の効果

USBメモリーの普及の要因から情報漏洩対策が不可欠
PC1台ごとに、接続している機器を含めたきめ細かい資産管理をしたい
情報漏洩に対する、市職員の意識を高めたい

認可されたUSBメモリーのみの使用によりセキュリティが大幅に向上した
約750台のPCに関して、周辺機器を含めた資産管理が可能になった
職員のモラル、情報漏洩に対する意識が飛躍的に向上した

2007年、約550台のPCの更新時にDeviceLockを導入

2007年、君津市では、約550台のPCに関してリース更新時期を迎えていた。
当時、USBフラッシュメモリーが普及し、実質的に市職員は、個人所有のUSBメモリーを自由に職場のPCに接続して利用している状況だった。

一方、地方公共団体や企業において、実際に外部記憶媒体を持ち出して、盗難に遭うといった事件も起こっており、情報漏洩問題に注目が集まっていた。

総務部情報政策課では、ある資産管理ソフトウェアを利用して、資産管理を行うとともに、PCに接続するデバイスの利用を制限できないかと考えていたが、
このソフトウェアの機能上の制約から断念。

USB利用制限と、PCに接続するデバイスの資産管理の両方を行う事ができるソフトウェアを探していたところ、DeviceLockがある雑誌に掲載されていた事、また、他の地方公共団体でもDeviceLockを導入している事を知り、検討を開始。
DeviceLockが、同課の要求をすべて満たしている事がわかり、リース更新とともに約550台のPCすべてに導入された。

USBメモリーの利用制限、デバイス資産管理を実現

君津市役所総務部情報政策課課長 嶋野 淳 氏は、2007年当時のUSBメモリーの利用状況とその改善策について、以下のように語っている。

「約550台のPCの外部接続機器に関しては、当時資産管理もきめ細かく出来ておらず、USBメモリーや外部記憶装置についても、ほぼフリーに使用できる状態でしたね。
とくにUSBメモリーは、個人所有のメモリーを職場のPCに接続して利用する、という形態が日常化していました。」
「当課では、すべてのUSBメモリーを使用不可にするのではなく、PC1台ごとに、きめ細かくアクセス制御ができるソフトウェアが必要でした。DeviceLockと暗号化されたUSBメモリーの併用により、当課の要求を満たす事ができたのです。」

同課の杉谷 佳昭氏は、資産管理の面でも、DeviceLockの機能が十分だった点を指摘している。

「DeviceLockの管理画面では、ネットワーク内のクライアントPCについて、接続されているすべてのデバイスを自動的に検出する事が可能です。また、PCごとにアクセス可能なデバイスタイプ、ユーザーなどは定義する事ができます。」

君津市役所では、現在、約750台のPCすべてにDeviceLockをインストールし、情報政策課が認可したバッファローの指紋認証対応セキュリティUSBメモリー約250本を利用している。CD、DVDについては読み込みだけが可能、MOドライブ、SDメモリーについては申請後使用することができる。

市職員のセキュリティに関する意識も大幅に向上

君津市役所水道部業務課 小原 圭介 氏は2007年当時、総務部情報政策課に所属し、DeviceLockの導入について携わった。導入後の意見について以下のように語っていただきました。

「数百台のPCにソフトウェアをインストールする作業は、効率が重視されます。DeviceLockの場合は、Active Directoryを利用したプッシュ型のインストールにより、1台1台手間をかける事なく、まとめてインストールする事ができました。
クライアントPCの操作性も、DeviceLockをインストールしたために、操作が重く感じられるような事はありません。DeviceLock導入の最大のメリットは、情報漏洩対策として、早めにすべてのPCにDeviceLockをインストールしたため、現在まで、何の事故もなくセキュリティが維持されている事だと思います。」

USBフラッシュメモリーの容量は、ギガバイト単位が普通になっている。このため、1台のPCのデータをそっくりUSBメモリーにコピーするこ
とも容易だ。いつまでも個人所有のメモリの使用を許していたら、情報漏洩の危険は避けられなかっただろう。

個人所有のUSBメモリーについて。

総務部情報政策課課長 嶋野 淳 氏にUSBメモリーについて、導入後の効果についてを語っていただきました。

「現在、情報政策課の貸与するUSBメモリーは、指紋認証機能を搭載し、登録された本人しか内容を読み込む事ができません。それ以前に、外部にUSBメモリーを置き忘れると言うような事故は
発生していません。職員のセキュリティに対する意識・モラルが各段に向上していると実感しています。」

DeviceLockに関する要望としては、現在、USB Device WhiteListに登録したデバイスは「読み取り・書き取り」の両方が許可されているが、USB Device White Listに登録したデバイスにも、「読み書き可能」・「読み取りのみ可能」というような柔軟な設定ができるようにしてほしい、ということだ。

※DeviceLock オススメ機能※DeviceLockと指紋認証USBとの連携によりセキュリティ強化

USBメモリーの利用を市職員に許可する際に、通常のUSBメモリーを使用した場合は、いくらシリアル番号を登録し、アクセスログを記録したとしても、万一
職員がUSBメモリーを持ち出したら、情報漏洩の危険が生じます。
この点、DeviceLockは、指紋認証をはじめとした暗号化機能搭載のUSBメモリーとの
連携により、万一USBメモリーが外部の人の手にわたっても、データを読み出すことができないように設定することが可能です。

バッファローの指紋認証対応セキュリティUSBメモリー

業務上どうしても必要なデータの持ち運びの手段として、USBメモリーの利用は定番となっていますが、コンパクトで簡単にデータを保存、持ち歩けるが故に、紛失や盗難による情報漏洩対策が求められます。
バッファローの指紋認証対応セキュリティUSBメモリーは、指紋認証によって本人認証を行った上で、データアクセスがを可能となります。利用時には、必ず指紋認証によって本人認証を行わないとアクセスできないため、万一の盗難・紛失時などによる情報漏洩リスクを大幅に軽減。認証用のソフトウェアはUSBメモリー
内の読出し専用領域に保存されており、セキュリティのための専用ソフトをインストールすることなくご利用いただけます。

City of Kimitsu ― Profile

千葉県君津市は、房総半島の中央部に位置し、北西部は東京湾に面している。

市域は東部・南部に広がり、面積は約319平方キロメートルに及んでいる。北部は広く木更津市と、東部は市原市、大喜多町、鴨川市と、南部は富津市と接している。

内陸部には小糸川・小櫃川の沖積地が広がり、肥沃な農耕地帯を形成。北西部の海岸線は、1960年代に埋め立てられ、工業地帯として発展している。市内にはJR内房線君津駅のほか、JR久留里線の7駅がある。東京からのアクセスは、東京湾アクアライン、館山自動車道を利用することにより、高速道路による移動が可能になっている。君津市の人口は89,968人(2009年4月1日現在)。

概要

千葉県君津市
http://www.city.kimitsu.lg.jp/